外壁はどう選ぶ? 種類とその特徴について

家づくりコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。

外から見た家の印象を左右する「外壁材」。
これまではホワイトやベージュなど、淡い色の家が多かったのですが、最近ではブラックやネイビーといったダークなカラーを選ぶ方も増えています。

カラーも気になるところですが、今回のテーマは外壁材の素材についてお届けいたします。

【モルタル】
ひと昔前の日本の家といえば「モルタル外壁」を採用している場合がほとんどです。
セメントに砂を混入し、壁に塗って仕上げます。

デザイン性も高く、耐震、耐火性も◎なのですが、職人による手作業になるため施工期間が長くなり、コストも高くなってしまうデメリットがあります。

【タイル】
南欧風、クラシックスタイルと言えば「タイル外壁」。
石や粘土など自然素材を粉砕し、焼き固めて仕上げます。

傷や汚れに強く耐久性が高いため、メンテナンスにかかるコストを抑えられる反面、イニシャルコストは高めになります。

【サイディング】
最近の主流が「サイディング外壁」。大別すると「窯業系」「金属系」「樹脂系」に分けられます。

デザイン性が豊富なのは「窯業系」、対天候性がありメンテナンスが少なくてすむのは「金属系」。「樹脂系」は耐用年数が高いのがメリットです。

【ALC】
水に浮いてしまうほど軽いコンクリート「ALC」。内部に気泡が形成されることで、通常のコンクリートの約1/4の重さしかありません。

軽量なので建物への負担が最小限になるのが大きな特徴。
また耐火性のほか遮音性の高さは、ほかの外壁材と比べてもダントツです。

始めに書いたように、外壁は外から見た家の印象を左右するものですが、ユキ・アートではデザイン性だけでなく、さまざまな性能やコスト、メンテナンスの頻度などを総合的にみて、外壁材は「ALC」を推奨しています。

ALCのこと、外壁材のこと。
わからないことがあれば、なんでもお聞きくださいね。

お施主さまの快適な家づくりのため、
何事にも全力で取り組む建築工房ユキ・アートでした。