素朴な疑問:家づくりのお金について教えてください~家づくりのノウハウ~

家づくりコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。

今日は4月28日。4(よい)2(に)8(わ)の日だそうです。
お庭がステキなおうち、いいですよね。静岡市でも、花と緑のまちづくり協議会が、オープンガーデンガイドマップを作成し、お庭を見せてもらえるお宅を紹介しているのをご存じですか?
静岡市HPより

緑豊かなお庭を訪れて、家主さんの庭にかける暖かな愛情を感じると、日々のストレスから離れほっとします。逆に家主さんは、訪れる方がいることできっと精魂込めた庭造りを見てもらい交流することで楽しんでいらっしゃるのだと思います。素敵ですね。

ですが、実際には家や家具、内装にお金をかけすぎて、外構にそこまで予算をかけられない事も。
かといって、そのまま自己流で庭を作るのも意外とうまくいかず、大変なものです。

庭づくりを含む、「外構工事」には、家の周囲に塀を巡らせたり、お庭の土を園芸用に変えたり、植物を植える予定のないところには防犯用の砂利を敷き詰め、レンガや石畳でアプローチを作り、駐車スペースを整地する等、細々とした作業があります。

これら一つ一つにお金がかかりますから、何を取り、何を省くのか、吟味して判断していかなくてはならないのです。

家を作る時よく耳にする数字として「坪単価」という言葉があります。これは建物の建築費を延べ床面積で割ったものになりますが、この建物の建築費は会社によって含まれるものが違うんです。
例えば建築費に外構工事や照明代金を含める会社もあれば、純粋に建物の金額のみの会社もあります。
さらに延べ床面積ではなく施工面積で計算する会社もあるんです。

ですから坪単価だけ聞いて家の値段を判断するのはキケンです。安いと思って選んだのに結局他所で建てるより高かったなんてこともありうるからです。

何がどのくらい含まれて、いくらなのか。それを知ることで、はじめて「家づくりの値段」を比較することができるのです。

ユキ・アートは自由設計のため、お客さまが作りたい家を設計します。ですから坪単価で価格を提示できないのです。その代わり、最初の見積もりから「今すぐに住めるようにした家」の見積もりをお出ししています。

柱一本の価格から計算し、上下水道、外構工事はもちろんカーテン、エアコンまで見積もりには入っています。もちろん見積もりは目安ですから、すべて購入してくださいというわけではありません。ただ、「この間取りだとこのくらいお金がかかりますよ。」というのを最初に知ることが、お客さまの安心につながると思うから。

ユキ・アートはお客さまのための手間を惜しみません。