「いつもキレイね」と言われる家になる4つのポイント

家づくりコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。

だんだんと今年も終わりに近づいてきました。
大掃除の準備はお済みですか?

大掃除をラクに済ませるには「日々のお掃除をこまめにする」のがベスト。そして、その「日々のお掃除」をラクにするポイントが、実は家づくりにあるのです。
今回は年末の大掃除をラクにする家づくりのポイントを4点ご紹介します。

1、段差や凹凸の少ない部屋にする
ホコリや汚れは、どうしても部屋の隅にたまりがち。
また、段差があるとロボット掃除機がうまく機能しない場合もあります。
特にトイレなどの狭い場所はシンプルな形状にし、掃除機のヘッド部分が奥まで入るよう家づくりの段階から考慮すると良いでしょう。

2、汚れに強い素材を使う
汚れやすいキッチンやサニタリーなどの水回りは、水拭きしやすく汚れが落ちやすい素材がおすすめ。
タカラスタンダードが独自開発したホーローパネルはとにかく水回りに最適ですが、なかでも「高品位ホーロー」は、水や汚れに強く傷つきにくいだけでなく、高温でも変色・変質せず、衝撃にも強いのが特徴。
また、マグネット仕様なのでいろいろなものを貼りつけたり、穴を開けずに吊るしたりする収納も可能です。

クッションフロアに使われるポリ塩化ビニル(塩ビ)も汚れに強い素材。
チープ感が気になる方は、厚みがある「フロアタイル」がおすすめ。表面が固いので家具の跡が残らず、クッションフロアより光沢があり高級感がアップします。

3、掃除道具の収納場所を工夫する
「取り出しやすさ」と「使いやすさ」は比例します。
掃除道具は、すべてまとめて1カ所に収納しがちですが、実はそれぞれ使用する場所の近くに置くのがベスト。汚れに気付いたときにすぐその場をキレイにすることができます。
また、掃除機とフロアモップ、トイレ用洗浄液とお掃除シートなど、一緒に使うものはセットにするのがベスト。
さらに吊るす収納にすれば、置いた場所の汚れも気にならず、たとえ汚れてもサッと吹くことができます。

ただし、塩素系のトイレ洗剤は収納内部の丁番やレールなどの金属を錆びさせてしまうので要注意。
ビニール袋に入れてしまうなどの工夫が必要です。

4、コンセントの位置を見極める
意外と見落としがちなのがコンセントの配置。
最近はロボット掃除機やコードレスが主流ですが、従来の掃除機を使う場合は、掃除機プラグを差し替える回数がなるべく少なくなるような工夫をするだけで、お掃除にかかる負担が激減します。
また、取り付ける高さも少し高めに設定すると、しゃがむことなく抜き差しができて便利です。

いかがでしたか?
ぜひ家づくりの参考にしてくださいね。

静岡の建築工房ユキ・アートでした。