スタッフコラム
断熱・換気研修@宮崎県

スタッフコラム
こんにちは。インスタグラムの投稿にかたよりすぎて、久しぶりのブログ更新です☺
7月初旬、人生初めて九州へ、そして断熱と換気についての研修会に参加してきました。訪問したのは、宮崎県!梅雨のジメジメとした曇り空の静岡から出発、飛行機で約1時間という早い時間で現地到着しました。

現地空港は南国🌴🏄梅雨時なので湿気はありましたが、快晴と強い日差し、そしてサーフボードを担いだ人もいて、研修に着たつもりが、リゾートに来た気分でワクワクでした。

空港の後の予定は、みっちり断熱と換気の研修。楽しみにしていた付加断熱(外張断熱と充填断熱のセット)の体感ができる、現地のタナカホーム様のショールームに訪問させていただき、断熱と換気について勉強させていただきました。タナカホーム様は、断熱高性能住宅の先駆者。今現在の住宅や建物の流行であり、適合義務である断熱性能や省エネルギー性能について、約20年ほど前から力を入れておられる会社です。

こちらは、既存住宅をフルリフォームしたショールームで、外張断熱は100mmのEPS使用。簡単に言えば発泡スチロールを少し圧縮させて強度を出したものがEPSです。これを外壁に貼り、お家全体をすっぽりと覆うことで、魔法瓶や、クーラーボックスのように外の熱は流入されない、そして、室内の冷気は流出させないから、快適な室温を保つことができます。
そこにさらに、柱の厚みの中には断熱材が入っているから、全部で200㎜超の断熱材にくるまれた家ということになります。

体感した感想は、まさに洞窟や蔵の中にいるよう。外気の強い日差しとは無縁の室内環境でした😲
断熱等級は、最高クラスの等級7。一般的に、2026年現在は、等級4が義務レベル。等級5がZEH(ゼロエネルギー住宅)レベルのお家が多くなりつつ、等級6が現在目標とするレベルです。等級7ですと、かなりの高性能ということになります。
断熱、断熱と騒ぐ昨今、断熱することで、室内環境を一定の温度に保つことができるのですが、本当にそれだけで快適になるのか?ということを問い詰めて、つくられたのがこのショ-ルーム。
高性能な換気システムを取入れることで、本当に快適な室内環境をつくられていました。

断熱、気密をしても、換気は?
室内で人間から排出される二酸化炭素や臭い、家具などに使用されている接着剤など、換気しないと、不快であり、人体に悪い影響があります。建築基準法では、1時間に部屋の容積の半分以上の換気が必要とされています。
高断熱高気密住宅は、室内の空気は換気をしないと溜まるばかりで、逆に悪影響です。
それでは、窓を開けて換気をする?エアコンで冷たくした空気は窓を開ければすぐに逃げて行き、暑い空気は冷たい室内にすぐに入り込んできます。冬も逆パターンで同じです。
そこで一般的に取り入れられるのが、窓を開けずに換気できる機械式換気システム。熱交換フィルターを通して、外気と室内の温度を中和して外気を機械的に取り込み、部屋に給気、設置された機械から室内の空気を排出させることができます。
換気において外気を暑いまま採り込むことが無いというのはなんと画期的!だと思いますが、ここで終わらなかったのがタナカホーム様、そして、タナカホーム様のスペシャルアドバイザー的な存在のブラウレーベン様でした。
機械式換気システムで、室内温度は良好。でも、湿度は?
つい先日、ニュースで話題になっておりましたが、ライオンの熱中症による死亡事故。原因は、アフリカの環境と違って、日本は高温多湿。湿度がありすぎて、体調不良が続出したとの報道でした。
確かに、人間においても梅雨時は不快ですし、湿度で熱中症になりますよね。
住宅において、断熱して、気密して、換気はできても湿度を取り除かないと、室内で快適に暮らせないですよね。
その湿度を快適にさせることができるのが、このショールームに設置されていた機械式換気システムでした。簡単に言うと、熱交換器に流入空気を2回通し、エアコン1台を組み合わせることで、快適な湿度をつくるというもの。この換気システムをまわしておくことで、エアコンを何台もガンガンかけて室内を冷やさなくても、35℃の屋外とは無縁の生活ができるというものでした。消費電力もかなり抑えていて、常に動かしていても電気代はほんの少しで済むそうです。

この時の室温は、換気システムと組み合わせたエアコン1台のみで、25℃。外気との差は10℃でした。
すごいですよね!
高性能住宅を建てても、これまでの話の通り、「湿度」のような落とし穴、また、全室床暖房のように冬は暖かく過ごせるけど、エネルギーをたくさん使ってしまうような省エネルギーについても落とし穴があります。
今回の宮崎ツアーでは、今まで知らなかった、高性能住宅における「湿度」という落とし穴について大きな学びを得ることができました☺
ご予算に応じた私たちの家づくりではありますが、次世代型の高性能住宅にも対応できる住まいづくりをこれからも勉強、すすめてまいります!
一日目はそんな感じで勉強終了。夜はおいしいお酒を楽しみました♪

有名な霧島酒造の焼酎をいただきました☺
ご招待いただきました材木店様、建材メーカー様ありがとうございました。
2日目は、EPSとその上塗りの外壁材について、そして、断熱リフォームについてです。こちらは次回ブログにて!