断熱・外壁材研修@宮崎県Pt.2

こんにちは。前回の宮崎研修のPt.2として、今回は前回ご紹介したEPS(発泡スチロールを圧縮した断熱材)の上に塗る塗材のレポートです。

こちらのモデルルームの外壁。白い塗り壁でおしゃれですよね!塗り壁は高級感が出る外壁材で見た目も良く、憧れの外壁材。目地もないから、傷みが少ないメリットもあります。

デメリットは、やはり「汚れ」。表面がざらざらとしているから汚れが付きやすく、コケも生えやすい。窓からの雨だれの跡など、新築して数年で目立つようになってしまいます。軒を出して、雨が直接かからないようにするのがベストですが、敷地の状況によって、軒が出せない場合が多々あります。

そのデメリットを克服したのがこの外壁材塗材STO(シュト)。ドイツ発祥の塗材で、撥水性のある塗材です。上の写真の外壁は、モデルルーム新築後8年経過しているそうです。8年でこの白さ!しかも軒ゼロでこの状態には本当に驚かされました。

塗材にハスの葉を混入させているから、水をかけても、しみこまずはじいてくれる優れもの!

「ドイツの材料なんて日本の気候と合わないでしょ。」って思いますが、何回も日本の気候仕様に合うように実験を繰り返し、製品化されているそうです。また、販売特約店のタナカホーム様も使用したフィードバックをメーカーに送り、改良を重ね、現在に至るとのことでした。

改良を加える前の仕様で、25年前に建てられた新築の家の外壁も見させていただきましたが、それでも汚れは少なく、普通の塗り壁材の外壁の新築10年程度の汚れと同じぐらいの汚れでした。

外壁材としては、他の材料より高額のものとなりますが、15年後の塗り替えを考えなくてよいと考えれば、将来的には費用が掛からないで済ませることができます。

素晴らしい材料ですよね!STOの下地材としては、EPSのみ。EPSの継ぎ目は割れ防止の材料を入れ、また追従性もあるから割れる心配もないとのことでした。断熱性に優れ、わたしたちの目指す、将来お金のかからない、メンテナンス性に優れた家づくりにぴったりの材料だと思いました!

この材料は新築だけでなく、リフォームにも使えます。

和風住宅の外壁をそのまま残し、その上から厚み50mmのEPSとSTOを施工、南側の玄関引き戸を断熱性のあるものに取替という、断熱改修のお宅も訪問させていただきました。

今まで暑くて居られなかった南側の縁側も、改修後は室温7~8℃下がり、かなり快適な空間となりましたと住人の奥様のお話でした。

住みながらできるリフォームだから、外壁塗り替えと変わらず、あまり不便を感じることなく工事できるそうです。費用は約550万。塗り替えを考えると高額かと思いますが、塗り替えに200万かかったとして、350万で快適な室温で暮らすことができ、また、ヒートショックのリスクも減らせる、健康で長生きできる生活を送ることができると思えば、費用対効果は高いと思います。

車1台分の金額を支払って、健康を手に入れる… 悪くないですよね!

実際のショールームの体感や、実物の見学だけでなく、室温と健康についてもブラウレーベン様にて、座学として勉強させていただき、本当に多くのことを学ばせていただきました。

イギリスでは、室温18℃を下回る家をつくると罰則を受けるそうです。

「快適な室内環境が健康な体をつくる。アレルギーを軽減させる。」改めて、私たちが何をお客様に提案すべきか、よく考える良い機会にもなりました。

勉強の後はお楽しみも…

関連業者様、よい研修旅行をありがとうございました。

空港ではひとりで名産のマンゴーを使ったソフトクリームを食べました。

(JKかーい)