ユキ・アートが考える「本当の耐震等級3」

家づくりコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。

地震大国と言われている日本。
なかでもここ静岡は、「南海トラフ巨大地震」のリスクが、ずっと昔から懸念されています。

家づくりに関わる身として。
また、お施主さまの将来にわたる安全としあわせな暮らしを提供したいユキ・アートにとって、「構造計算」の必要性と「耐震等級3」であることは当たり前といっても過言ではありません。

耐震等級とはどの程度の地震まで耐えられるかといった、耐震性能のランクを指します。
1~3まであり、数字が大きいほど、大きな地震に耐えられることが確認された建物となります。

具体的にどれくらい違うのかを見てみましょう。

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【耐震等級1】
震度6強~7程度の地震で、倒壊・崩壊しない。
震度5程度の地震で、損傷しない。

建築基準法で定められている、最低限の耐震基準です。
「倒壊・崩壊しない」とは、その言葉の通りで、「倒れたり崩れたりはしない」という意味で、地震後に住み続けるには、建て替えや修繕が必要になる可能性が大きいと言えます。

【耐震等級2】
耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられる。

「長期優良住宅」の条件の一つ。
また、災害のときに避難所として指定される建物の条件でもあります。

【耐震等級3】
耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる。

震度7の揺れが連続して起こった熊本地震でも、耐震等級3の家は倒壊しなかったことが専門家の調べでわかっています。

地震に対する強さを証明することは、お施主さまに不安のない毎日を送ってもらえることにつながると考え、ユキ・アートでは全棟に耐震等級3を取得しています。

耐震等級3を取得するために必要なのが、前回お話した「本物の構造計算」が必要となるのです。
(「構造計算の基本と必要性」http://yuki-art.jp/wp/blog/15754

ここでひとつお伝えしたいのは「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の違いです。

「相当」という言葉の通り、それくらいの程度ですよ、という基準にすぎません。
本物の構造計算ではなく簡略的な「壁量計算」のみで、計算上は「耐震等級3と同じ」ですよ、というだけのものなのです。

2回にわたり、ユキ・アートが重きを置く「本物の」構造計算と耐震等級3についてお伝えいたしました。
わからないことや疑問に思うこと、なんでもお気軽にご相談くださいね。

以上、静岡の建築工房ユキ・アートでした。