家づくりの疑問シリーズ4「見積もりってどこまで含まれているの?」

家づくりコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。

すっかり秋も深まり、各地では紅葉の話題も耳にする時季となりました。
青々とした木々や鮮やかな色の花が咲く春~夏とは違い、部屋から望む庭の雰囲気も、ちょっと落ち着いた秋カラーに変わりつつあります。

家づくりの際、間取り内装、外観などに注力してしまい、外構エクステリアはつい後回しにしてしまいがち。
ですが、本当にそれでいいのでしょうか。

今回は、外構やエクステリアの工事を、建物と同時進行で進めたほうが良い理由についてお伝えします。

実際に、家本体や家具にお金をかけすぎてしまい、外構やエクステリアには予算が回せなかった、という話も少なくありません。
かといって、自己流で庭をつくれるか、というとやはり難しく、非常に大変です。

外構工事とひとことで言っても、それは多岐にわたります。
家の周囲に巡らせるレンガ石畳を使ったアプローチや駐車スペースの整備のほか、の土を園芸用に変えたり、植物を植えない部分には防犯用の砂利を敷いたり……。

もちろんそれら一つひとつにお金がかかるため、自分には何が必要で、何が不要な工事なのかを判断しなくてはなりません。
とても後回しにするようなことではないのです。

家づくりの際、よく「坪単価」という言葉を耳にしませんか?
坪単価とは、建築費を延べ床面積で割った価格のこと。
ひとつやっかいなのが、この「建築費」に含まれるものが、施工業者によって異なるということ。
外構工事や照明代を含むのか、それとも建物だけの価格なのか。
さらに、延べ床面積ではなく施工面積で計算する会社もあるので、坪単価だけで家の値段を判断するのは、とても危険なのです!

ユキ・アートの家は自由設計。
お施主さまが住みたい家を設計するため、坪単価で価格を提示することはできませんが、その代わりに、最初から「今すぐ住める家」のお見積りを提示しています。

柱一本の価格から、上下水道などのライフライン、外構工事はもちろんのこと、エアコンやカーテンなどもお見積りに計上しています。
だからといって、すべて購入してください!というものではありません。

これは、「今すぐ住める状態はいくらになるのか」を知っていただくことが、安心につながると考えているから。
せっかく理想の家ができたのに、ほかにかかるお金のことで困っているお施主さまを見たくないからです。

ユキ・アートはご相談、お見積もりのときから手間を惜しみません
いつでもお気軽に、家づくりのことお話しくださいね。

静岡の建築工房ユキ・アートでした。