散らからない家にするには?~ユキ・アートの収納~

家づくりコラム

こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。
今回のテーマは「散らからない家」にするための工夫についてお話します。
「散らからない家」と聞いて、皆さんはどんな家を想像するでしょうか。

収納場所を増やすと一言で言っても、間取り的に納戸が作りにくかったり、出し入れのしやすい場所に作れなかったりします。

そこでユキ・アートがお勧めするのが、ちょこっと収納。
階段下はもちろん、通路の壁際や、階段の壁など、本来デッドスペースになるような間取りの空白部分に、さっとしまえる場所を用意するのが目的です。

必要なところに必要なものが入るように、必要と気づきにくいところにもいざという時に使えるように。見学会の時にもよくお客さまには、「こんなところにも!収納多いですね。」とお褒めの言葉をいただいています。

キッチンカウンターの下にもこんなふうにちょっとした棚を。
この棚があることで、何でもかんでもカウンター上に物を置いてしまうことを防ぐことができますし、ダイニングで各自が使うものを臨時収納できるかごを設置しておけば、作業中のものをさっと収納して、食事へとスムーズに移行することもできます。

本好きのお宅では、こんなふうに階段の壁をライブラリーにしたりもできます。休日の朝、今日読む本をさっと選んでリビングへ行ったり、就寝前に読む本を選んで寝室へ行ったり。
いつもの通り道に収納場所があれば、読み終わった本を戻すのも苦になりませんよね。

片付けは大事。断捨離をしましょう。と心がけていても生活していると、モノはついつい増えてしまうもの。
すっきり住まうためには、集まってしまうモノの置き場所を確保することが、一番効果的です。だから私たちは「これからお客さまが過ごす日常」をイメージしながら、「かゆいところに手が届くような収納」をご提案ができないかといつも考えています。

皆さんも、ユキ・アートと一緒に「散らからない家」を考えてみませんか?